2022/06/26
おはようございます。ゆきたです。
今日は意外とバカにならない大事なこと、ということを書いていきたいと思います。こういうことって実はたくさんあってそしてそういったことが命取りになるくらい大事なものだったりもすると思うので備忘録的にシリーズ化してみたいと思います。
さてさて、意外とバカにならない大事なことシリーズの第一弾は「ご近所付き合い」です。なんとも地味なことだし、現代においてはあまり重要視されないように思えますがこれが意外と大事です。特に店舗ビジネスなら死活問題と思えるほど大事なものです。
国同士の争いよろしく、大概の問題はその距離によって発生してしまっているのかななんて思ったりしています。ここでは物理的な距離ですね。遠い国とは利害が衝突する場面も少なくそんなにいざこざは起きませんが、隣の国とは細かいことから大きなことまで無数の問題が浮上します。それらの殆どはその国同士が隣り合っていなければ発生していなかった問題ばかりです。
これは店舗ビジネスにおいても言えます。僻みや妬み(あいつの店ばっかり儲かりやがって)に起因するものかもしれませんが、騒音だったり、行列が邪魔しているだったり、よくある問題ですよね。そして、それは相手のことをよく知らないから起きる問題だったりします。
例えば、隣の店が自分の実の弟が切り盛りしている居酒屋だったとして、その弟の頑張りなどを知っているから多少の騒音があっても我慢できますよね。なんなら賑わってる証拠だとして喜んだりもする。これってその人のことをよく知っているからそういう感情になると思うんです。「兄弟だから利害が対立してなくて一致してるからだろ」という反論があるかもしれませんが、別に弟が儲かったとしても自分にお金が入ってくるわけじゃないですよね。
つまり、人は利害が一致している(お金がもらえるとか)があるから争わないんではなく、その人をよく知っているから争わないのです。
よって、ご近所への挨拶だったり、コミュニティへの参加(たとえば町内会の掃除など)は半ば義務的に感じる場合もありますが、そのことが自らを助けたりもするのです。変に敵対されたり、噂を流されたりしても百害あって一利なしですからね。なので損得勘定を基準に考えるとご近所付き合いは大事なものになってます。
例外と注意
ただ、ルールには例外が付き物で、「頭のおかしな人とは一定の距離を取ることが大事」、というものもあります。相手を意見を聞かずに暴論をぶつけてきたり、非がないのに怒鳴り込んだりして来る人がどうしても一定数存在してしまいます。これはもう定数というが、僕らがコントロールできることではありません。
そうした人たちに理解してもらおうと敢えて近づくというアクションは自らの身を滅ぼします。こういった人へは近づかないが正解です。変に意識的に離れようとしたり、他の人と仲間内で悪口などを言ってはいけません。何をし出すかわかりません。そんなことをせず、存在しているな程度の認識を持って変に近づかない、関わらないのがいです。会ったら挨拶はするけどそれ以上は立ち入らない、これが正解です。
たとえ、相手のターゲットになって相手が他の人に自分の悪口を言っていても気に病む必要はありません。時間の問題で、相手のほうがおかしいと周りも気づくはずです。そうなるまで気に留めずにたんたんと日常をこなしましょう。そして、なにか直接被害を被るようなトラブルが発生した場合には直接のやりとりは避け、なにかを介入させた方が賢明です。
そして、もう一つ注意として、「仲良くなりすぎるのも危険」というものがあります。そもそも、ご近所付き合いする目的は、攻めというより守り。変に足を引っ張られたりしないようにするものだというのが僕の認識です。そこで多少のプラス(お客さんとして来てくれたり、お客さんを紹介してくれたり)があったとしてもそれは副次的なものだと捉えることが重要だと思っています。
まして、仲良くするために近づくというのはちょっと危険かもしれません。なぜなら、人は割と簡単に好き嫌いの表裏がひっくり返るからです。誤解だったり、思い込みが違ったり、色々な原因があると思いますが、そうしたことで「とても好き」が「とても嫌い」にあっさり変わったりします。
そうしたときに大事なのは距離を少し置いて冷静になることだったりしますが、これが近い距離にあるとどうしても目に入って気になってしまうのでますます嫌いになってしまうという負のループに陥ることが多々あります。
なので、ご近所付き合いする意味を今一度考えてどう接するのかを決めるのが賢明です。仲良くなって遊んだりするのはプライベートの友達でいいですもんね。そこを変に解釈して、ご近所付き合いが大事だから一緒にご飯に行ったり旅行に行ったりしなくては、と思うのは間違いです。
まとめると
「ご近所付き合いは結構大事」
でも、「頭のおかしな人には近づかない」
そして、ご近所付き合いは大事だけど、「近づきすぎるのは逆に危険」
というのが今日の結論になります。
ではでは