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堀江貴文著『最大化の超習慣』を読んで

習慣は人を作る

習慣の大切さは多くの人が語っているが、今回はホリエモンがそれについて語ってくれた。

『最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術』というタイトルだ。

帯には「”手持ちの能力”を最大化する」と書かれている。

今回はそんなホリエモン式のノウハウの中から特にいいと思ったところ抜粋していくつか書いてみる。

この本はこんな人におすすめ

・多くの事業を手掛けるホリエモンの仕事術を学びたい人

・習慣を身に付けて人生を変えたい人

・時間を有効活用したい人

こんな人はぜひこの記事および本書を読んでみてほしい。

それでは本題。

(前提1)未来は無数の変数の積み重ね

きっとこの記事や本を読む人は習慣を身に付けた先に「成功したい」とおもっているはずだ。

そこで、まずは2つの前提から共有していきたい。

一つ目は未来は無数の変数の積み重ねだから今現在から正確にその未来を予測することはできないということ。

スティーブ・ジョブズの”Connecting the dots”ではないが、後から振り返ったときに過去の出来事一つ一つが有機的に繋がるのであって、その逆は難しい、というか不可能だ。

であるならば、僕らにできることはその点(dots)を打ち続けることであって、それはつまり今、目の前のことを一生懸命やることだ。

そして、そのようなアクションを理性的に思考して行動していく。その継続こそが「習慣」であるということだ。

(前提2)アクションから本質は生まれる

じゃあ目の前のことを一生懸命やれと言われてすぐ行動出来たらいいのだが、多くの人はここで迷うだろう。

「果たして、何をすべきだろうか?」「何をすれば成功に繋がるだろうか?」と。

それこそ振り返ってみないと分からないのだからそんなものは考えても仕方ない。

人間はできるだけ省エネ、つまり楽したがる生き物で、それ自体は悪くないのだが、こと未来の成功に何が繋がるかは逆算的にそれを特定するのが難しい。

であればこそ、好きなことをするのが正解なのだ。正確には、好きなことをどんどんやり続けていくのが正解なのだ。

ホリエモンは中学生の時にパソコンにハマり中高で勉強そっちのけで没頭し、しまいにはその成績を大きく下げてしまった。

だが、それが役10年後の自身の起業の際に繋がったわけで、当時はそんなこと予見もしていなかったであろう。

つまり、なにか行動を起こした後に物事の本質はわかってくるもので、行動する前からこれはどんなことに役立って将来こうなる、と妄想しても見当外れであることが多いということだ。

だからこそ、自分のやりたいことを一生懸命楽しんでやろう。

さて、前提はここまででさっそくノウハウに入って行こう

明日の自分に期待しない

まずは明日の自分に期待しないで、今を生きることだ。

未来の時間は予測できない。急に予定が入ることもあるし体調が変わることもある。

また、一見何も変わらなくてもその内面、気持ちはとても移ろいやすくすぐに心変わりしてしまう。

だからこそ、やりたいことは「いつかやろう」ではなく「今やろう」。

鉄は熱いうちに打つ。じゃなきゃ、鉄は冷めるかもしれないし誰かに取られるかもしれないし、自分は手放さなきゃいけなくなるかもしれない。

「一歩先」を考える

未来のことはわからないといったがただ何も考えず目の前のことをするだけじゃ理性的に思考して行動しているとは言えない。ではどうするか?

それは常に一歩先、一歩先だけを考えることだ。

何十歩先はそれこそ変数が多すぎて予測できないが、一歩先くらいなら何となく想像できるだろう。

あとは、それと現在の差分を埋めるべく行動するだけだ。

つまり、一歩先を考えることで次の打ち手が見えてくるのだ。

そして、それを繰り返していけば成功というゴールに辿り着ける。

アウトプットする

本を読む、情報を得る、そうしたときそれをそのままにしていないだろうか?

インプットはアウトプットして初めて意味を持つし、その方が記憶の定着率もいい。

そして、現代はアウトプットする環境が整っている。SNSだ。

気になった記事を見つけたらツイッターに書いてみる。

そうすることで知識は自分の血肉になるし、同じ興味を持つ人とも繋がれる。

リソースを全部突っ込む

行動するのに失敗が怖いからとちまちまリソースをつぎ込む人がいる。ある種のリスクヘッジなのだろう。

だが、成功したいのならその戦略は間違っている。

成功には不可避的に失敗というプロセスが組み込まれている。

であれば、最適解はリソースを全部突っ込んでスピーディに試行錯誤を繰り返し成功に辿り着くことだ。

つまり、リソースを全部突っ込むことが実は合理的なのだ。

すきま時間は事前に決める

「すきま時間を有効活用しよう」なんてのはもう何百回も聞いたし誰も異論はないと思うが本当に有効活用できているだろうか?

ほとんどの人が振り返ってみたときにあまり上手く活用できていないことに気づくと思う。

それはなぜかというと決めてないからだ。

すきま時間とは読んで字のごとく電車を待つ数分やもしかしたらエレベーターでの数十秒かもしれない。

そんな時間に「さて何をしようかな?」なんて考えてたら一瞬でそんな時間は過ぎてしまう。

だからこそ「決める」のだ。

1分以内なら返信、5分以内なら気になってた記事、10分以内なら読書、などなど人それぞれでいいから何をするか予め決めておく。

そうすることですきま時間は活かされるのだ。

スケジュールを埋める

人間というのは不思議なもので何もやることがないと不安になってネガティブな感情に支配されてしまう。

きっと動物としての本能に根差したものなのだろうけどこんなに安全な現代ではただの心の病だ。

そうならないために、スケジュールは楽しいことで埋め尽くそう。

そういうと、自分の人生を真剣に考える時間も必要という意見もあるだろうが、そういうときは「この一時間は考える時間」と決めておくことだ。

とにかく、宙ぶらりんな時間を作らない。

精神衛生をよくすることはパフォーマンスを発揮するうえで大切だ。

良い習慣を身に着けよう

いかがっただろうか。

ホリエモンマインド全開で今回もためになる話がいくつも書いてあったのでこの記事を書いてみた。

特にすきま時間に何をするか事前に決めておくというのは自分にとっても今までにない視点だったのでとても勉強になった。

他にもいろいろなホリエモンメソッドが書いてあったのでぜひ読んでみてほしい。

みんなでいい習慣を身に付けよう!